笑う門には笑い来たる 

本日は「笑えばもっと楽しくなる」をテーマに書きたいと思います。

▪︎ 笑顔をつくると楽しくなる?

ドイツのオット・フォン・ゲーリケ・マグデブルグ大学のミュンテ博士らの論文を紹介します。
まず箸を横にして歯でくわえると笑顔の顔に似た表情になります。一方、箸を縦に唇でくわえると沈うつの表情(無表情)に似た表情になります。このふたつの状態でマンガを読んでもらいました。
結果、同じマンガでも箸を横にくわえた時(笑顔に似た表情)の時の方が、面白さに点数をつけてもらうと高得点になりました。
ミュンテ博士らは、笑顔に似た表情をつくると、ドーパミン(脳の報酬系)系の神経活動が変化すると報告しました。ちなみにドーパミンが分泌されると楽しい感情が高まります。
この論文から、笑顔をつくると楽しくなるということが分かります。普段の会話において笑顔で話すことは、会話することが楽しくなるということですね。そうすると会話が好きになり、「好きこそ物の上手なれ」で会話も上手くなると思います。


▪︎ 共感する脳

「ミラーニューロン」というものをご存知ですか?ミラーニューロンとは、イタリアのパルマ大学のヴィットリオ・ガリーゼとジャコモ・リゾラッティらのグループによって最初は猿の脳による実験報告がされ、人間の脳でも対応する部位が発見されたものです。

どういう働きをするかを説明します。他人の行動を見ると、ミラーニューロンが活動し、その行動を司る脳の部位が働きます。これにより、他人が今どのような状態なのか分かり、相手に「共感する」ということが可能になります。


▪︎笑顔の力

コミュニケーションでもこのミラーニューロンは働いています。笑っている人といると何か楽しくなってくる。あなたも感じたことがあると思います。この感覚は、なんと共感する仕組みのミラーニューロンに支えられています。だから、あなたが笑えば相手も楽しくなってくる。話を楽しくさせるのはあなたの会話の内容もあります。しかし、笑顔の力も大きいということが分かっていただけたと思います。


▪︎お互い楽しくなる

本日は、研究をふたつ紹介させていただきました。この研究から言えることは、笑えば自分も相手も楽しくなるということ。そして、楽しいから笑い、笑うからもっと楽しくなるということが分かりました。会話する時は笑いましょう。いつもより会話が楽しく感じられると思います。


○今日の参考文献
『脳を生かす生活術』著/茂木健一郎、発行/PHP研究所

『脳には妙なクセがある』著/池谷裕二、発行/朝日新聞出版





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