整理整頓でやる気アップ 

本日は、整理整頓ついて心理学的に考えていきたいと思います。
多くの会社では5S活動を行なっています。5S活動とは、職場の環境を保つ為に会社で掲げられるスローガンです。頭文字がSの(整理、整頓、清潔、掃除、躾〈しつけ〉)を推進する活動というものです。では、なぜ多くの会社が5S活動をやるようになったのでしょうか?


▪︎散らかっているとやる気がなくなる!?

よく言われるように、部屋が散らかっていると、周りのものに注意が奪われ集中力が落ちます。
合わせて注意力を奪われることにより脳は力を無駄に使い、意志力や自己コントロール機能も落ちます。意識的な集中を試みても、脳は5感から受け取った全ての情報を無意識に処理しているので、やはり脳は力を無駄遣いしてしまいます。
「部屋は綺麗にして、いらない物は捨てる」これがやる気も集中力も続く基本行動ですね。


・ 脳の情報処理

脳は五感からの膨大な情報を選別し、意識に上げます。主に使われる脳としては前頭葉です。ここのパワーが尽きると意志力、注意力が一気に下がります。
カラーバス効果、カクテルパーティー効果などは情報をピックアップして、意識に届ける心理効果として知られています。

カラーバス効果・・・興味を持っている情報が意識の中に入ってくること。たとえば、奥さんが妊娠すると妊婦によく気がつくなどがある。

カクテルパーティー効果・・・賑やかなパーティでも、話している相手の会話は聞こえるということから名付けられた心理効果。注意を向ける先のものを選択的に意識に上げる効果がある。


▪︎先延ばしの原因に

片付いてない部屋は先延ばし原因になります。ひとつは注意力が使われるので、意志力も同時に減っていく事が原因です。
もうひとつの原因は、物がすぐ取れる所にないと面倒になり「後で」ということになってしまうからです。以前に紹介しましたが、飴を棚に入れておくと消費が三分の一になります。これは、目に入ると欲しくなる効果、そしてワンステップ入れる効果があります。
人間は行なうまでにワンステップあると面倒になり、やらなくなることが分かっています。これを使って、やりたい事はすぐできるようにしておく。やりたくない事はワンステップ挟まないとできないようにしておくことが効果的です。
先延ばしの言い訳をつくらない為に整理整頓し、すぐできる環境をつくりましょう。


○おわりに

部屋をかたづけるだけで意志力、注意力、自己コントロール機能の低下を防げます。やりたいこと、やるべきことがあったらまず部屋の片付けから始めてはいかがですか?


○本日の参考文献

『自分を操る超集中力』著/メンタリストDaiGo、発行/かんき出版





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ストレスの対処法 

あなたはストレスを上手く発散できていますか?仕事や家事をしているとストレスは溜まってしまうものです。積もる仕事、人間関係、将来への不安などストレスを溜めるものは数多く存在します。では、どうしたらストレスが溜まるのを減らせるのか、そして発散出来るのか。今回は、「ストレスに対抗する」というテーマで書いていきたいと思います。


▪︎ストレスを知る

客観的にストレスを測るには、血中のストレスホルモンの量を測定すると、体がどれだけストレスを受けているか知ることができます。
ここでミシガン大学のアベルソン博士が行なった実験を紹介します。この実験では、ストレスホルモンの量が10倍に増える薬剤を点滴し、ストレスを強制的に与えました。この時被験者には、投薬での副作用の説明し、気分が悪くなった時の為に薬剤の点滴を止めるボタンが用意されました。そうすると血中のストレスホルモンの上昇がなんと80%も減ったのです。
この実験のポイントは、あらかじめ生じる可能性を知っていること、回避出来ることを知っていることです。たとえば仕事で生じる問題点(上司やお客様に怒られやすい事、事故が起きやすい点など)を知っていること、そして、精神的に参ってしまったら仕事は辞められる(休める)と理解していることでストレスは減るのです。 実際に辞めなくても、理解しているだけで大丈夫です。つまり心の「逃げ道」があるというだけでストレス量が減ります。


▪︎ストレス発散の元

ストレスを発散できる方法をもっていると、精神的な「逃げ道」ができます。先ほどの実験と同じで、逃げ道があるだけでストレスを受ける量が減ります。
また、自分はストレスを受けても、ストレス解消法をやればまた元の自分に戻れるという自信がつきます。これによりストレスへの恐怖心がなくなり、ストレスに強い精神がつくられます。

しかし、ストレス発散方法がないという人もよく見かけます。そういう方は、自分でストレス発散方法を無理矢理決めてしまいしょう。自分の好きなことを見つける時もそうですが、少しでも興味があることに決めてしまう。違うと思ったらその都度変えていくことで、自分にぴったりのものが見つかると思います。


○おわりに

ストレスは誰にでもあるものです。ストレスを怖がらず、自分にぴったりの方法でストレスを解消していきましょう。


○本日の参考文献

『脳は何かと言い訳するー人は幸せになるようにできていた!?ー』著/池谷裕二、発行/新潮社





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マンネリ化を防ぐ 

梅の花がきれいだなと思っていたら、もう気の早い桜が咲き始めていますね。
本日は、「マンネリ化を防ぐ」というテーマでやっていきたいと思います。
心理学に「順応」という言葉があります。「順応」は「慣れる」という意味です。人間は太古から様々な状況に適応して生きてきました。厳しいジャングルから何もない平原まで、慣れることは生きることに必要不可欠でした。
時代は変わり快適な生活が送れるようになりました。慣れることに特化した私達は厳しい状況だけではなく、自分に良い状況にも慣れる機能をご先祖様から受け継ぎました。会社、家庭、ご近所・・・慣れ、そしてマンネリ化は至る所でおきています。
慣れは必然で必要なことです。しかし、同じ行動を続けることで私達はマンネリの状態となります。その結果つまらなくなり飽きがきてしまいます。


▪︎慣れたことにも新しい息吹を

慣れを防ぐことは出来ません。しかし、慣れたことにも新しい要素を入れ、一味違った味わいにすることが出来ます。

〝いつもの通勤。そこには、一本の早咲きの桜。それに気づいたあなたは、「もう春か」と感じます。〟

慣れた道でも、周りを注意深く見れば、毎日なにかしら変化があると思います。ひとつ違った要素が加わるだけで通勤がなんだか楽しくなりませんか?

〝いつもの慣れた仕事。やり方を他の人が気づかない程度だけど変えてみた。少しやりやすいかも。〟

仕事のルールはなかなか変えられないけど、自分のやり方はすぐ変えられる。このほんの少しの刺激で仕事も楽しくなるかも。


〝長年連れ添ったパートナー。いつも同じルーティンで生活していると相手の同じ面しか見られない。だから、二人で旅行に行ってみる。いつもと違う状況に身を置いてみる。そこで相手の意外な一面が見られるかも。また同じ経験を共有して、話題も増えるかも。〟


ほんの一例ですが、少しの変化があなたの心に起こす変化を書いてみました。人間は大きな変化を拒絶するようにできています。あなたも行動を変えたい時は、ほんの少しの変化をするようにして下さい。
「鈴木一郎」こと「イチロー選手」は、インタビューの中でこう語っています。

〝小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。〟

あなたのいつもを「小さなこと」の変化で満たしていきましょう。





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作業途中のツァイガルニク 

本日は、「作業途中の魅力」というテーマで書いていきたいと思います。

人間は終わったものより中途半端なものの方が覚えている性質があります。これを心理学では「ツァイガルニク効果」といいます。この舌を噛みそうな効果名は、研究を行なったブルーノ・ツァイガルニク博士からきています。

このツァイガルニク効果を使い、あなたの印象を相手に強く残すことができます。たとえば話が盛り上がったところで席を外すと、相手はあなたとの楽しい会話が記憶され、あなたに良い印象を抱きます。

そして、なんとツァイガルニク効果を使うと、次の日の作業をスムーズに始めることもできるのです。
翌日初めにやりたいことを前日に少しだけ手をつけておきます。次の日、脳は昨日の中途半端な作業を覚えているので、思い出す手間なく作業に入り込むことができます。たったこれだけで作業に集中するまでの時間を縮められます。


○おわりに
一般的に作業は切りがいい所までするのがよいとされていますが、それは大半の人が「作業途中だと記憶に残りやすい」ことに気づいていないからでしょう。基本をおさえておけば、かなり使える心理テクニックですのでぜひお試しあれ。


○本日の参考文献
『あなたを変える52の心理ルール』著/メンタリストDaiGo、発行/KADOKAWA





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褒めて伸ばす 

こんにちは、こんばんは。脳らいふです。
本日は、「褒めて伸ばす」というテーマで書いていきたいと思います。
人と接する上で、褒める機会は多々あると思います。特に子育てや部下ですと、きちんと褒めることで大きく成長していくものです。他にも様々な場面で「褒める」ことが、より良い人間関係の為に必要なことではないでしょうか。
特にたくさん褒める人は、相手の「承認欲求」を満たすので好かれる人になります。


▪︎どこを褒める?

うちの子には褒める所がない、他人の良い所なんて見つからない・・・そう悩む方もいらっしゃることでしょう。しかし、悩むことはありません。
褒めることはなんでもいいのです。外見内面どんな事を褒めても相手は喜びます。また、人は他人に見せていない部分を本当の自分だと思う傾向にあります。なので、相手の印象と反対のことを褒めると非常に喜ばれます。そして、この人は他の人と違って私の本当のことを分かってくれると考え、好意を抱いてくれます。


▪︎あなたは誰かの力になれる

褒めることが見つからなかったら、自分が相手に望んでいることを褒めましょう。
たとえば、彼女に料理上手になってもらいたかったら「料理上手いね」と褒めてあげます。そうすることで、彼女は料理に自信がつき新しい料理に挑戦し、腕を上げていくことでしょう。
これを心理学用語で「ラベリング」といいます。人は、相手が貼ったラベルの通りの人になっていきます。
ちなみに叱るより褒めた方が伸びることを「ピグマリオン効果」といいます。
褒めることは、この二つの効果があります。褒めるだけであなたは人の役にたてるのです。


○おわりに

本日は、松下村塾で有名な吉田松陰の言葉を紹介します。

「どんな人間でも一つや二つは素晴らしい能力を持っているのである。その素晴らしいところを大切に育てていけば、一人前の人間になる。これこそが人を大切にするうえで最も大事なことだ。」

吉田松陰は、人の長所を見つける天才だったそうです。私達もたくさん良いところに気づける人を目指したいですね。


○本日の参考文献
『あなたを変える52の心理ルール』著/メンタリストDaiGo、発行/KADOKAWA





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